女、綾。絵を描くのが趣味らしいが、家人の誰にも見せたことがない。しかし、過って見てしまったまるちが、三日ほど口が聞けないぐらい怯えていたらしい。推して知るべし。
女、麗。無口…というよりムッツリ、おとなしい…というよりニヒリスト。趣味は現代詩。中学生のくせに赤いコンタクト、ブリーチで武装。ナマイキな奴である。
手伝いロボ、まるち。通称マルちゃん。ロボ子っていうと怒る。ある意味、天河家で最もまともな存在である。コイツがいないと家人はゴミの海で生活することを余儀なくされるので、扱いは人間以上である。


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